Yuko's Brand トップページへ > 緊急帝王切開にて出産
|
|||||||
4/27(火) 38週3日 晴れ 病院へ向かう車の中でも痛みが来る。 夜中 00:15 AM 病院へ到着。 2階の入院する部屋のあるところへ行く。看護婦さんがいた。 トイレ付きの個室はうまっているとのことなので、仕方なく「トイレから一番近い個室」にしてもらう。 00:30 AM 先生が来たので分娩室へ。子宮口の具合を確かめる。子宮口は3センチほど開いているそうだ。 あと、12時間も??? 00:50 AM 病室に戻るとよ〜ちゃんが待っていた。 「お昼頃だって」 「え〜、そんなにかかるんだ」 ちょっと心残りみたいだったがよ〜ちゃんが帰っていった。 私は誰かがいると、気を遣って自分の好きなように陣痛を我慢できないかもしれない。 出産前は「一緒に陣痛も付き合ってね」などと言ってたのに、 この変わり身の速さ。 我ながら逞しい。 01:30 AM 看護婦さんに「これからどうなりますか?」と質問。 「特に何も無いわよ。」 「そうか〜、朝まで独りで痛みに耐えて、全てはそれからなのか」と理解する。 と言う事は、これから全く独りで陣痛間隔が狭まって来るのとお付き合いをしなければいけないのか。 看護婦さんが付添って腰をもんでくれたり、「ヒッッヒッフ−よ」などと教えてくれるのを期待していた私は 02:00 AM 独りでベッドに横になっても眠れない。 痛みで目が冴える。 03:00 AM 痛い痛い。 でも、ひっそり静まり返った病院。 03:30 AM 歩き回るとお産が進むとの言葉を思い出して這いずるようにベッドから出た。 04:00 AM 時計と睨めっこする。痛みの波が来ると身体が固まってしまう。2分間隔だ。 なんだか、おかしいような気がして痛みの合間に「妊娠本」を開く。 1時間に何回の痛みを我慢すればいいんだろう? 05:00 AM 「どうしよう。連絡しようか…。でも起こしたら悪いし…」と考えながら陣痛を我慢する。 05:20 AM 切りが悪いのでもう少し我慢する。 携帯電話がなる。よ〜ちゃんだ!!頑張って出る。 やっと電話をする。 「どうする?行こうか?」 「今、苦しいから私の事見たらびっくりしちゃうよ。会社に行っていいよ。早退して来て」 05:30 AM もう呼んでもいいかな?思い切ってナ−スコ−ルする。 「もう、我慢できないくらい痛いんですけど…」陣痛の間隔を計る。1分。2分。1分。 05:45 AM やっと分娩監視装置がついた。 そうなのよ、これを付けたかったのよ!! 子宮口3センチ。まだ全然開いてない。10センチまで開かなくちゃ出て来れない。 「いい陣痛が来てる」看護婦さんが言う。 チビタの脈のカウンタ−を見た。 142,145…。 陣痛が来た。ドクドクドク…。・・・・・…????? ……ドクドク…。あれ? また陣痛。ドクドク…。 消える。あれ? チビタのカウンタ−を見る。 「−−−」計測不能。 また陣痛。 「−−−」…。 06:00 AM あ、おかしい。なんかおかしい。 ナ−スコ−ルする。 「カウンタ−が読み取れなくなるんですけど」 看護婦さんが駆け足で出ていく。嫌な予感。 06:05 AM 先生到着。監視装置の記録用紙を見ている。 看護婦さんに指示。点滴…。 「陣痛を和らげますね」 「抑制剤ですか?」「そう。陣痛が強すぎるから。」 なかなか和らがない。 「和らげる事が先決だから、多めに入れるね。頭痛がしたり気持ち悪くなったら言って」 どんどん、水滴が入っていく。陣痛が少し間隔あいて来る。 06:45 AM 先生が言う。「ご主人に連絡とって。会社に行く前にここに寄るように」 よ〜ちゃんに電話。 「来てくださいだって。来れる?」「分かった、じゃあ、支度して行くね」 看護婦さんに聞いてみる。 「何か問題があったんですか?」 「赤ちゃんがね、苦しがっているの。赤ちゃんが無事に産まれて来る事が大事なの。早く出してあげましょうね」 記録紙を見る。 陣痛が来る度に心音が下がっている。50くらいまで。普段は140ほどなのに。 50ってすごく少ないんじゃない?酸素は、いってるのだろうか?? 07:15 AM まだよ〜ちゃんは来ない。電話してみる。 「ごめん、シャワ−浴びてた」 07:45 AM よ〜ちゃん到着。 「チビタがどうしたの?」 先生と看護婦さんが病室に来る。説明がある。 「胎児の心音が陣痛が来る度に落ちています。 よ〜ちゃんすかさず「お願いします」と言う。 看護婦さんが「ここの先生はとても上手なのよ。私、総合病院や大学病院にも勤務してたけど、 「じゃあ、妊娠線出来なかったこのお腹なんですけど…」 ……これで心残りはない。(笑) もう、それしかないのだから勿論手術はしようと思っていたけど、傷痕の事を聞いてもっと安心した。 帝王切開の前処置はとても大変だった。いろいろありすぎて覚え切れなかった。 「来なくていいよ」と伝えておいたけど「帝王切開」との連絡を受けて私の両親が来る。 私が青い顔をしているのを見て驚いている。 武者震いかどうか知らないけど、ガタガタ震えが来て歯の根があわなくなった。 12:45 PM 手術室。硬膜外麻酔を打つ。背骨の間に。下半身が麻痺してくる。 12:55 PM 手術開始。引っ張られる感触がある。手術の様子は見れない。 13:02 PM 取り出された。 なかなか泣かない??と思っていたら、 掃除機みたいな音がして何かを吸い出している。 「おぎゃ〜〜〜!!おぎゃ〜〜〜〜!!」うひゃぁ〜。産まれたよ。 (*^ー^)/°・:*【祝】*:・°\(^ー^*) 看護婦さんが見せてくれる。はれぼったい顔の赤ちゃん。 君が私のお腹に入ってたのね。ちょっと涙が…。へへへ。 両腕が大の字の格好で縛られていたけれど、私の腕に赤ちゃんの手を触れさせてくれた。 「うわぁ、あったかい」 この生暖かい感触は今でも忘れられない。 手術台からベッドにごろんと移されて麻酔注射を受ける。すぐに意識が無くなった。zzz・・・. 病室に戻ってよ〜ちゃんに「頑張ったね」と声をかけられる。 朦朧とした意識の中でそれだけが聞こえた。 出産記録へ >>
|
出産の記録 (1999:春)
|
| Copyright c 1999-2008 "Yuko's Brand" all rights reserved. |
|