Yuko's Brand トップページへ > 流産のさまざまな検査&治療
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流産・不育症・習慣性流産や胎児死亡の原因には、さまざまなものがあります。 私の場合は、流産経験2回なので「習慣性流産とは判断は出来ない」状態でした。 初診では「既往症」や「家族歴」「妊娠歴」などを聞かれ「内診」を行いました。 ある程度の検査をきちんと受けて。 最近では原因不明不育症の頻度も減少傾向にあり、多くの患者さんが、無事赤ちゃんを抱いて退院していくようになったようです。その反面、情報不足の状態で、 「一度、二度の流産で深刻な精神的打撃を受けて孤立している夫婦」も多いようです。 流産や不育症についての情報を広めるとともに、不育症の専門外来では飛躍的な進歩により、多くの不育症の患者が治療可能であるという事実に理解を深めたいところです。 検査の対象 【子宮系】・・・・・子宮の形 【子宮系】 子宮奇形は、不妊の原因にもなりますが、流産を繰り返すことにも結びつくようです。 ◆子宮の奇形や異常 検査 子宮卵管造影検査 / 超音波検査 / 子宮鏡検査 子宮卵管造影は、不妊症の場合は卵管の通りなどを調べる検査です。 中隔子宮と双角子宮の識別は子宮内腔の検査では困難なので、超音波断層法、MRIや腹腔鏡にて子宮の外形を観察し、診断します。 治療 奇形の状態によっては、形成手術を行うこともあります。 個々の形態異常の程度にもよりますが、一般的に中隔子宮の流産率が最も高く、 また子宮筋腫がある場合も、その大きさやできている位置を調べて、手術が必要かどうかを判断します。子宮筋腫の手術は筋腫の核だけをとり、子宮は残す筋腫核手術です。 私は親指大の子宮筋腫があるようですが位置と大きさからして (子宮頚管無力症) 【免疫系】 本来なら外からの異物に対してできる抗体が自分の胎児に対してできるものをいいます。 ◆抗リン脂質抗体(免疫血液凝固異常) 抗リン脂質抗体はリン脂質に対する抗体。 検査 血液検査 治療 低用量のアスピリン療法、ヘパリン療法 アスピリンやヘパリンは、抗擬固剤で「血栓を予防する働き」を持っています。 重症の場合はヘパリンを使うこともありますが、最初のうちはアスピリンを飲んで様子を見守り、 妊娠後何かの異常が出た場合、入院してヘパリン注射する場合もあります。 症例によってはプレドニゾロンが投与されることもあります。 ◆抗核抗体(自己抗体) 母親の体が、赤ちゃんを異物として認識してしまうために排除しようとする状態。 検査 血液検査 治療 1:ステロイドとアスピリンの併用 ステロイド(服用)は、免疫抑制の働きがあり、自己抗体を下げるものです。 2:免疫療法(夫のリンパ球を妻に輸血する) 臓器移植で移植された臓器が拒絶されずに生着するために「白血球の血液型」である「 HLAの適合」が重要であるように、「妊娠維持においても夫婦間のHLAの一致、不一致が重要なのではないか」という仮説が一世を風靡しました。 夫婦間のHLAの適合数で相性の良し悪しを判定し、相性の悪い症例には夫リンパ球を用いた「免疫療法」が有効であるとされました。 今では「免疫療法」は、様々な検査をしても異常の見つからない「原因不明習慣流産」 (2回の流産既往は適応とならない)で、「抗核抗体」や「抗リン脂質抗体」などの自己抗体を持たない症例を対象に、適応を慎重に検討したうえで施行されているようです。 内分泌系 一般的には内分泌系の検査で異常があればそれを流産の原因と診断して治療します。 ◆高プロラクチン血症 習慣流産患者の約15%に認められるようです。 脳の下垂体に腫瘍がある場合にも、多く分泌されるようになるようです。 高プロラクチン血症が反復流産の原因となり得るという説は今のところ証明されていません。 ただし、高プロラクチン血症は無排卵を引き起こします。 ■検査 血液検査(TRH test:負荷後15分でプロラクチン値70ng/ml以上を陽性) ■治療 バーロデル、テルロンなどの投薬です。 甲状腺機能と関連が強いので、妊娠中も含めて両者を見ながら治療することが望まれます。 下垂体に腫瘍がある場合は脳外科での治療をします。 ただ、プロラクチンは乳汁ホルモンですから、お産が近づくにつれ分泌量が多くなります。 ◆甲状腺機能異常 習慣流産患者の約5%に機能異常が認められるようです。 甲状腺機能異常は流産の原因としてしばしば挙げられていますが、 ただしバセドー氏病や橋本病にみられる甲状腺に対する「自己抗体」が 検査 血液検査 治療 甲状腺異常がある場合は、妊娠前からコントロールする事が大切です。 ◆黄体機能不全 基礎体温の高温期が短いと子宮内膜が充分厚くなる前に排卵・受精を行うことになるので 妊娠時の黄体は非妊娠時の黄体とは異なるので、 それでも、ホルモン環境をととのえると言う意味でホルモン療法は広く行われています。 検査 基礎体温の観察、 治療 黄体ホルモン補充療法(飲み薬や注射)・黄体刺激療法(HCGの注射)・クロミフェン療法 黄体ホルモンを経口または経膣投与、hCG筋肉注射にて補充します。 その他 ◆染色体異常 染色体の数や構造に異常があってもほんどの人は何の支障もなく日常生活を送っています。 夫婦いずれかの染色体異常があると流産率は高くなりますが、必ずしも次回また流産になるとは限りません。また、出産までもった場合は、子供に何らかの異常が出る確立は非常に少ないものだそうです。 受精卵の約40%には染色体異常があり、それが出生時には0.6%に減少すると報告があります。 検査 染色体検査 夫婦の血液を採取し、いずれかの染色体異常がないかどうか調べます。 治療 習慣流産の原因が染色体異常だとわかっても、残念ながら、現在治療法はありません。 ◆糖尿病 実際の習慣流産患者での糖尿病の頻度は低いようです。 検査 空腹時血糖値が高い場合は75gGTT(ぶどう糖負荷検査)を行います 治療 妊娠初期にコントロールできていないと胎児奇形を引き起こす可能性があります。 ◆感染症(クラミジアなどの性感染症) 感染症のうち、B群溶連菌やクラミジアなどの個々の病原菌が 検査 血液検査で炎症の兆候がないかを検索するとともに、 治療 陽性にでれば、起因菌に対応する抗生剤で治療します。
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