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さちこさんの体験 3回の流産後、リンパ輸血、妊娠、出産
(1995〜1999年) |
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はじめに
私とさちこさんが出会ったのは、1997年2月のことでした。
私・・・2度目の流産から3ヵ月。 さちこさん・・・3度目の流産から8ヶ月。
立ち読みで見かけた「Fetus Organization」というHP。
アドレスを頭に刻み込んで早速アクセスし、自己紹介を記入。しばらく経った頃メールが届いたのでした。
私も流産を3回経験しています。いろいろお話できたら嬉しいです
出会った頃は無事に出産できるかどうか・・・ううん、次にちゃんと妊娠できるかどうかも不安で。
それなのに、現在、二人ともお母さんになりました。
私、1999年4月出産。 さちこさん、1999年6月出産。
今回の体験談はさちこさんの理解と協力を得て実現しました。
さちこさんの場合、検査や治療が私より細かく多岐にわたっているので、
沢山の人の参考になるんではないかと思っています。
さちこさんからの情報を元に、私の拙い文章で綴りました。
最後になりましたが、この場をお借りして。さちこさん、ありがとう。
2000年5月14日 ゆうこ
さちこさんの流産
さちこさんは「3度の流産」の後、「4度目の妊娠」で無事に出産しました。
彼女は当時は最先端医療である「リンパ治療」をしつつ、働きながら妊婦さんをしていました。
■最初の流産
名古屋にて。働いていた。
1995年6月
生理が1週間遅れていたので病院へ行ってみた。・・・妊娠発覚。
変わった症状は無し。
その際、「流産予防のための薬」を処方されたが、 薬は恐くて飲まなかった。
胎嚢が大きくなるのが遅くて、心拍も確認できず。
1995年7月
流産の診断。12週で掻爬手術。入院はしなかった。
手術後の経過は順調。2〜3ヶ月で生理も再開。
「びらん」の診断をされていたので、その治療に通院。
2回目の流産(最初の流産から1年4ヵ月後)
長野県の松本に引っ越し。
1996年11月
生理が1週間遅れて病院へ。妊娠発覚。
前回のことがあるので、排卵日以降は大人しく暮らしていた。
2週間入院&絶対安静&いろんなホルモン剤投与&漢方薬
変わった症状は特にはなし。
1996年12月
流産診断。12週で掻爬手術。入院はしなかった。
手術後
2〜3ヶ月で生理再開。回復も順調。
漢方薬をもらうために2週間に1回の割合で、通院。漢方薬は飲みつづけていた。
3回目の流産(2度目の流産から半年後)
1997年6月
通院中だった。生理が1日遅れた日が定期検診日。
「妊娠かもしれない」との診断を受けてから5日後、再検診。妊娠確定。
この時も、排卵日以降は大人しく暮らしていた。
特に異状は見当たらず。変わった症状もなかった。
漢方薬はずっと飲みつづけていた。
10週目
出血。流産の診断。掻爬手術。入院は無し。
流産後も、2週間おきに2度ほど検診を受ける。
心の落ち着きを待って、3ヶ月後に大学病院へ転院。継続して漢方薬を飲んだ。
不育症の検査を受ける
大学病院での、不育症の検査は一通り。
(以下検査プログラムに書いてあるとおり)
ご主人
血型、血算(自費)ワ氏、HBsAg、HCV、ATLA、HIV(自費)、染色体検査(保険)HLA(校費)
さちこさん
問診 内診、スメア、クラミジアザイム(保険;クラミジア疑)、超音波 血型、不規則抗体、
ワ氏、ATLA、HIV(自費)血算、化学、凝固、HBsAg、HCV(保険;肝炎疑)クラミジアlgG、lgA
染色体検査(保険)、空腹時血糖
Toxoplasma lgG,Mycoplama(CF),cytomegalo(CF)(保険;Virus感染疑)
抗核抗体、抗DNA抗体、LEテスト、lgG,M,A、補対セット(C3,C4,CH50)(保険;自己免疫疾患疑)
lupus anticoagulant,抗beta2 glycoprotein cardiolipin,抗phosphatidyl inositol,
抗phosphatidyl serine(校費)TSH、fT3、fT4(保険:肝状腺機能異常疑)、
子宮卵管造影検査、
内膜日付診 E2,PRL(医局)、P(外注)HLA検査(校費)
横文字の多い内容だけど、一般に本などに書かれているホルモン検査など。
(カッコ書きは、お金の処理のし方)
検査に2〜3周期はかかった。(2、3ヶ月)
最初の不育症の検査には、校費扱いになったものと、自費のもの、保険が利いたものがあるけど、全部で5〜6万ぐらいだったような気がします。
リンパ治療
結局、原因は見つからず。検査の後、リンパ治療を受けることに。
リンパ治療は、2週間置きに合計8回。4ヶ月。スムーズに行けば、半年ぐらいで終わる。
けれど、そんなにスムーズに検査や治療は受けられなかったので、7〜8ヶ月ぐらいかかった。
リンパ輸血も、ホントは6回でいいらしいけど、6回やった時点で、抗体が出来たか検査をしたら、いまいちだったので、もう2回追加。
リンパの治療内容
だんなさんから血を採って、リンパ球だけ分離して、それをさちこさんに輸血した。
費用は、大学病院だったので、リンパ輸血は校費あつかい。
毎回の診察&血液検査費だけで済むことに。(1,700円×8回ぐらい)
お金の事を考えると、「大学病院でよかった」と思うけど、リンパ輸血は厚生省の認可されていない治療だから、いわゆる実験台だった。
こう書くと、ちょっとこわい気もするけど、無事授かったわけだから、大学病院様様って感じです。
何がつらかったって、大学病院は予約をしていても時間のかかること。
看護婦サンも先生も冷たいし、それが嫌で、一通りの治療が終わったあとに、病院を変えました。
妊娠の試み
リンパ治療が8回行われた時点(追加の2回の後)から、妊娠を試みる。
6ヶ月ぐらいで抗体の効果はなくなるらしい。
かなりのプレッシャーがあったのを思い出す。
4度目の妊娠・・・そして
1998年
リンパ抗体の無くならないうちに妊娠成立させるためにプレッシャーを感じる。
計画妊娠だったので高温期から黄体ホルモンを飲む。
この時はリンパ輸血を終えて3度目の周期。
半分あきらめていたので、排卵日以降もバレー部の練習をしていたし プールにも入っていた。
生理が1日遅れた時点で、妊娠検査薬で陽性。
すぐ大学病院へ。妊娠発覚。
妊娠発覚後、1回リンパ輸血の必要があるが、一通りの検査・治療をした大学病院ではなく、
その後通院を考えていた信頼のおける病院で受けた。
よって、リンパ輸血は自費扱い。1回1万円。
1999年6月無事男児出産 |